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【牡蠣神社とは】
北海道・厚岸町に、“牡蠣神社”とも呼ばれるパワースポットがあるのをご存知ですか?
その名も「牡蠣島弁天神社」
湖の真ん中にぽつんと浮かぶ「牡蠣島」にあり、船でしか渡ることができません。
普段は一般公開されておらず、静かにたたずむその姿はまさに神秘的。
最古の記録は1791年。誰が建てたのかは今も謎に包まれていて、ロマンをかき立てられる神社です。

【御神体】
祀られてるのは弁財天座像。長らく漁業と厚岸町を見守ってきました。
弁財天座像は嘉永5年(1852)に場所請負人の山田文右衛門が奉納したといわれ、木彫りに極彩色を施した高さ約24cmの座像です。
弁財天はインドの河川を神格化した女神で、除災・福智・延寿・弁舌・音楽を司り、日本では七福神の一人として広く信仰され、弁天神社の弁財天座像は手が4本あり、仏教のルーツを辿る神仏混淆がわかります。

【町の人々が大切に守ってきた】
社殿は1851(嘉永4)年に火災で消失してしまいますが、翌年に再建。
大正時代に入ると「弁天神社」の隣に保養所や料亭なども建てられ大変な賑わいをみせました。
しかし戦後に地盤沈下がどんどん進み、今ではほとんど水没してしまった牡蠣島。
その後度々建て替えられ、昭和39年に基礎の半永久的工事が行われ、同50年には現在の形となりました。
今は寄付などで維持されており、パワースポットとしても町のシンボルになってます。

【厚岸夏まつりと
牡蠣島弁天神社祭典】
この神社を大切に守り続けてきた地域のお祭りが「牡蠣島弁天神社祭典」です。
この祭典は「厚岸夏まつり」と同じ日に開催され、町内7つの自治会がそれぞれ独自にお祭りを主催しています。それらを「夏祭り実行委員会」が取りまとめることで、この日は町全体が一つになり、厚岸中が祭り一色に染まる特別な日となります。
