

年に一度しか行けない幻の神社へ
船で渡り参拝しませんか?
2027年は7月第一週を予定しております。
【牡蠣神社とは】
北海道・厚岸町に、“牡蠣神社”とも呼ばれるパワースポットがあるのをご存知ですか?
その名も「牡蠣島弁天神社」
湖の真ん中にぽつんと浮かぶ「牡蠣島」にあり、船でしか渡ることができません。
普段は一般公開されておらず、静かにたたずむその姿はまさに神秘的。
最古の記録は1791年。誰が建てたのかは今も謎に包まれていて、ロマンをかき立てられる神社です。

【御神体】
祀られているのは弁財天座像。長らく漁業と厚岸町を見守ってきました。
弁財天座像は嘉永5年(1852)に場所請負人の山田文右衛門が奉納したといわれ、木彫りに極彩色を施した高さ約24cmの座像です。
弁財天はインドの河川を神格化した女神で、除災・福智・延寿・弁舌・音楽を司り、日本では七福神の一人として広く信仰され、弁天神社の弁財天座像は手が4本あり、仏教のルーツを辿る神仏混淆がわかります。
【町の人々が大切に守ってきた】
社殿は1851(嘉永4)年に火災で消失してしまいますが、翌年に再建。
大正時代に入ると「弁天神社」の隣に保養所や料亭なども建てられ大変な賑わいをみせました。
しかし戦後に地盤沈下がどんどん進み、今ではほとんど水没してしまった牡蠣島。
その後度々建て替えられ、昭和39年に基礎の半永久的工事が行われ、同50年には現在の形となりました。
今は寄付などで維持されており、パワースポットとしても町のシンボルとなっています。

【厚岸夏まつりと
牡蠣島弁天神社祭典】
この神社を大切に守り続けてきた地域のお祭りが「牡蠣島弁天神社祭典」です。
この祭典は「厚岸夏まつり」と同じ日に開催され、町内7つの自治会がそれぞれ独自に祭りを行います。
それらを夏祭り実行委員会が取りまとめることで、この日は町全体が一つになり、厚岸中が祭り一色に染まる特別な一日となります。





各自治会では、地域ごとに特色のある山車(だし)と獅子舞が受け継がれています。
なかでも、牡蠣島弁天神社を管理する奔渡(ぽんと)自治会では、町内で唯一の「手踊りの獅子舞」が伝えられています。獅子の頭を口で支える「前足役」と、胴と尻尾を担う「後足役」の二人で舞うこの獅子舞は、明治時代から続く伝統の舞で、地域の誇りでもあります。
また、各地域には独自の踊りや「馬鹿ばやし(ばかばやし)」と呼ばれる陽気な囃子(はやし)があり、笛と太鼓の音色に合わせて、おかめとひょっとこが先導しながら町内を練り歩きます。
そして祭りのクライマックス。7つの自治会それぞれの山車と獅子舞がメイン通りに勢ぞろいし、華やかな「共演」が披露されます。このにぎやかな一夜は、訪れる人々はもちろん、町の人々にとっても夏の楽しみとして、毎年心待ちにされている恒例行事です。



「厚岸夏まつり」の起源は、創建200年を超える厚岸神社と、創建130年を超える真龍神社の例大祭にあるといわれています。
町内にある国泰寺の記録『日鑑記』には、文化13年(1816年)の正月に獅子舞が行われたという記述があり、厚岸の祭り文化の深い歴史をうかがい知ることができます。現在のような獅子舞のかたちが定着したのは、明治時代に入ってからとされています。